『チベット魔法の書』3 A.デビッドニールの残したもの(リマ)

【チベットの旅で一休みするアレクサンドラ】

『チベット魔法の書』2 A. デビットニールの生涯からのつづきです。

アレクサンドラ デビッドニール
生年月日: 1868年10月24日  
生まれ: フランス サン=マンデ
死亡: 1969年9月8日, フランス ディーニュ=レ=バン
数秘 誕生数30/3   条件付け7

この本には、アレクサンドラが30年近く修行してきたチベットでの驚くべき体験が集められています。

伝統的なラマ教、呪術的な密教、町の占い師やオカルト、様々な超能力者など不思議な人々が登場します。
あまり多すぎて、どれを紹介したらいいのかわからない位です。(^▽^)

【養子になったラマ僧ラルフ・ヨンデン】

ラマ教寺院も多数あって、それぞれに教義が違い、集団に属さないで個人的に霊性探求している修行者もいます。

しかし、共通点は、意識や想念を訓練で使いこなして、ある者は超能力者になり、別世界に自在に往き来できるようになる。
ある者は高次元とつながり霊的師匠に出会うなど、物質的世界から離れた超常的世界を求めていることです。

そして、チベット人は、一般庶民は非常に迷信深く、ラマ僧は理論的に意識や想念の世界を信じていました。

国王を選ぶときや伝統ある僧院の後継者選びにも、歴代の王や院長の生まれ変わりを選んでいました。
生まれ変わりであることを証明する儀式もありました。

テレパシー、テレポート、空中歩行、空中浮揚、幽体離脱、身体を燃焼させ極寒で裸で過ごす、想念で別人格を作ることなどは当たり前のことでした。

死者を呼び出したり、あの世へ行ったり、予言や予知があたった話を読むと、ワクワクしますね。

アレクサンドラさんは、前世でチベットで修行をしていたのでしょう。
すぐに、教義を理解できて、講義したり、チベット導師の霊とも戦ったりしたので、前世でも強力で偉大なラマ僧だったのだと思います。

今世で、白人女性として生まれて、西欧にチベット精神世界を紹介することが、人生の目的だったのでしょう。

彼女の研究や書物で、多くの西欧人がチベット文化にふれ、精神的理解が進んだのです。
彼女の功績は大きいですね。

【晩年のアレクサンドラ デビッドニール】

「チベット魔法の書」より引用

科学知識の増大によって、
現代人の超常現象に対する魅力が失われたと考えるのは、大きな誤りである。

心霊現象や奇跡、魔術への信仰は、中世と同様に、今も根強く生きている。
われわれが得たのは、異端審間を恐れることなく、これらの現象について語り、
体験する自由ぐらいなものだ。

わたしは、長年、チベットで生活してきたため、
様々な理由で訪れてくる人々から、奇跡を披露してほしいと、会う度に要求されてきた。

好奇心を満たそうという単純な気持ちの人もいれば、試験に合格したい、
仕事運をよくしてほしい、病気を治してほしいという人、
中には、犯罪がうまくいくよう祈願してほしいという者までいた。

復讐心に燃えて、浮気中の夫とその相手を殺してほしい、と申し出てくる婦人もいた。
むろん、ピストルで身を固め、不倫する男女に立ち向かえということではなく、
遠距離から呪い殺せという意味である。

このような人々は、チベット人が奇跡を信じていないことを知ったら、さぞ驚くに違いない。
彼らは、われわれが驚異とみなす超常現象は、
例外的条件の下で自然のエネルギーが作用したものか、
そのエネルギーを操る術を心得ている者の手腕によるものか、さもなければ、
超常現象の物質的、精神的メカニズムを動かす要素を持っている人が、
知らずに行っているにすぎない、と考えているのだ。

チベット人はまた、人間に想像できるものは、
みな実現が可能であると信じる傾向がある。

外的事実に対応していないものを、人間は想像できないからであるという。
これと関連して、チベット人はまた、非常に強力かつ継続的な凝念によって、
生き動く実体までも作り出せる、と信じている。

いずれにせよ、どの場合にも、自然のエネルギーが自発的に働いているか、
能力のある者がそれを操っているということなのである。

また、こうした人々が人間以外の存在から助けを受けている場合もあり、
このような信仰はチベットでは根強い。

それはまた、われわれ西洋諸国でも広く行われていることでもある。
諸聖人への祈り、願かけのために彼らに供物を捧げる習慣などは、
類似の信仰に由来するものではなかろうか。

おわり

この記事はHAPPYリマのスピリチュアルノートからの転載です。

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