感謝する…

 

年末の大宮氷川神社参拝ツアースタッフのミーティングで
見沼さまから意外なアドバイスを頂きました。

 

それは…

「ちゃんと感謝しなさい」

何にかというと
ここ数ヶ月頂くようになった仕事のことや
11月末から飼うことになった保護猫さんのことなど。

「一杯あるでしょ?」とのこと。

…そう言われてみればそうなんですが
私としては
『もっとバリバリ』捗る感じとか
『もっとグイグイ』変化の風を感じるとか…

何というか『もっと刺激を』的な感覚が強いので
「え?これでもう感謝しちゃっていいの?」と
かなり拍子抜けしました。

 

そうしたら見沼さまから
「そうじゃないでしょ? まず感謝して。
だって状況も大分楽にもなったし、
猫さんも来てくれたんでしょ?」
というお言葉。

…まあ…確かに。

そう言えば結構な変化なのに
経験としては大して味わってもいない。

この状況を他人に見たなら
「ふ。現象を追いかけてばかりで
全然体験に気付かないんだね~」と
冷ややかな感想のひとつも持つだろう。

しかし私の性格上
ゆっくり経験を味わうには
『すべての宿題を完了してから』
という行動パターンが
小学校時代からあるので

今でも普段は
『やる事リスト』が空にならないと
何かを楽しむ気分になりにくい。

 

感謝が行動より先に来ると…

でも感謝が先に来ると確かに
今の経験に一旦気づかないと
感謝出来ないし

むしろ感謝なら
『やることリスト』の
トップに持ってくるべきという考えは
持っている。

その割に実際には
感謝の気持ちを持つ機会が少なかったのは
幾つかの目標を掲げておいて
それが達成されたか否かだけを
評価の軸に設定し
それ以外の要素はないに等しい扱いを
していたから。

仕事については
「有難い仕事を得て何とかやっているけど
まだ全然理想の状態には程遠いから
もっと何かやらないと」という
ガツガツした気持ちでいたし

猫さんについても
「やっとお家にお迎えしたけど
まだベストなエサも猫砂も決まらないし
もっと掃除も環境も工夫しなくちゃ…。」など
問題点を探して解決することに熱心になっていて

 

すごく奇跡的に猫さんが来てくれたのに
それに対する感謝は完全に忘れていました。

 

必要なときの必要な言葉

それにしてもすごいと思ったのは
まさにそう言っていただくことでしか
現状を認識できない状態のときに

「ちゃんと感謝しなさい」と
言っていただけたということ。

よくあるケースで
闇雲に「感謝感謝!」と
誰かから押し付けられることは
あると思うのだが

やっぱり神様は本当に
私に必要なものを
必要なときに与えて下さるんだなぁ!
衝撃的に実感した機会でした。

 

感謝の先送りの裏には…

更に、感謝を先送りしていた自分の態度の裏には
「この程度のことではまだまだ嬉しくないぞ」という
自分の居る瞬間の価値を
簡単に落とす態度を
持っていたことにも気が付けました。

自分の居る瞬間の時空を
どのように評価するかも
私の心次第です。

その私の心の在り方が
感謝を忘れない在り方であれば

少なくとも自分の周りだけでも
感謝のある現れ方を
するようになるでしょう。

 

感謝をしてみて変わったこと

改めて感謝をしてみて
何か変わったか?

意外と変わりました。

まず、感謝していないときには
仕事については
「このままではマズイ。もっともっと。」
という落ち着かなさが強かったので

仕事自体が
楽しくなくなるときがありましたが
今の状態で感謝していいんだと認識したら

とにかく落ち着いて
自分の今の仕事関連の環境も
かなり肯定するようになり

結果的に成績も少しずつ上がってきています。

猫さんについても
感謝していい状況として受け止められると
以前よりもリラックスして
面倒を見ることが出来るようになりました。

感謝していい状況なんだと
自分でその状況に
ハナマルを付けてあげるというのは
やってみると分かりますが
とても精神衛生上良いです。

お陰で感謝が感謝を呼ぶということを
身をもって経験できます。

感謝すごいとも言えますが
必要な時の一言って
効きますね。

 

最新情報をチェックしよう!

チャネリングの最新記事8件